＋αの立ち位置 – 月煮ゆう 他8冊

もう1冊どっち記事トップにするか悩む感じの痛快な漫画が1,2巻当時発売だった。

 

凶悪犯罪者達に対応する為に超法規的処置によって選ばれたスーパーコンビなんだが、大量殺人犯の主人公と乗り物狂な監視官の二人組ってのがかなり打っ飛んだ感じ。

1話試しよみがあるんだけど、こっちもテンポがすげー良くてキャラの感じもあいまって小気味よい。

冒頭がちょっとホラーっぽいグロさや、エロさがあるあたりが、ヤングガンガンだから出来てる所なんかねぇ。

 

次は『足摺り水族館』の panpanya の新作、というか作品集。

楽園掲載の作品に同人作品や日記などを含めた作品集という事で濃い出来になってそう。

発売前からちょくちょく話題が流れてきていたのだけど、そも出してる量が少ないのかもだけど Amazon では初日に在庫切れになってますね。

どんな本に仕上がってるのかなー。

 

もう1冊楽園から。

オタクな旦那と非オタクな奥様のセキララな新婚日記

って事なんだけど、『げんしけん』の斑目と咲ちゃんっぽさある。

代替わりしたあたりから『げんしけん』読んでなかったんだけど、そんな感じになったわけじゃなくパラレル設定なのかな？

表紙に妊婦姿持ってきてるのもあって、かなり攻めてきてる感じあるけど、賛否両論そうねぇ。

 

がらっと変わってコミックビームから。

新人作家らしからぬ書き込みで雰囲気あるなぁと思ったら、どうやらBL…ではなくゲイ雑誌？方面で描かれてた人らいし。

戦後の焦土と化した東京を舞台にした敗戦直後の影を描いた作品らしい。

試し読みが出版の書籍紹介ページになく、雑誌の方にあるのだが、雑誌側で書籍のページのパーマリンク無いから、リンク貼っといても流れていきそうだな…

冒頭読んだ感じだと、雰囲気出ててすごいいが冒頭の再開だけでは、作品の方向性はイマイチ分からんね。

 

もう1冊ビームから。

不思議な雰囲気を持った絵柄自体好きなんだけど、試し読み読んだら、サッパリ分からん感じでヤバい感じがする。

試し読みのページ数が少ない所為なのかとも思ったけど、これどんだけ読んでもサッパリ分からんままな感じもするし、サッパリだ。

こっちも書籍ページにリンクがなく、雑誌ページにだけ試し読みがあった。

漫画界の吟遊詩人って煽りにある通り詩的というか、シュールレアリスム的というか…

 

もう1つ独特な絵柄の漫画。

とはいえ試しよみ読んだ感じ内容は楽しく読めるグルメ漫画な感じだけど。

京都生まれ京都育ちの作家による京都の食漫画って感じだけど、エッセイマンガってわけではなさそう。

1話1話が短かめな感じなんだけど、ゆるく読めていいね。

作中で店の事言わないからただ食事をする風景的な感じでグルメ漫画じゃないのかなーと思ったら、各話の末尾にちゃんと店舗紹介が付いてて、実在のお店が出てるっぽくて嬉しかった。

持ち帰りっぽい店が多いのもありがたい。

 

今日たくさん出てる少女コミックの中から1冊。

結局気になる所までいっても、少女コミックレーベルのものは買うまでいかないものが殆どなのだけど…

今日も沢山少女コミック出てる中で一応つらつら眺めてて唯一気になったのがコレ。

最近IPPO の2巻を読んだのもあって、何か靴を題材にしてる所がひっかかったかな。

 

試しよみ読んでて、最近この手の俺が気になる作品の傾向に気付いてきたけど、最初なんか絶望する事があったヒロイン(仕事をクビ、スランプ、失恋)が変わった男性(変わった職？)の人に惹かれるって構図が多い気がする。

その職とか題材に興味あるだけで、あんまり恋愛的な文脈に興味ないよなぁ…

 

 

そういや昨日は新作新刊で気になるのが特に無かったんだけど、

普通に新刊でずーーーーっと待ってた『がらくたストリート』の最終巻が出てほんとに嬉しかった。

雑誌未掲載分を編集からの連絡がこないから という理由でサイトで全部公開しちゃったりとかすげーゴタゴタしてたんだが、最終的に掲載はできないけど年内にあと2話描けたら単行本出すって編集の確約に対してしっかり答えたんだなぁって感じで、あとがきのラフな感じの漫画も含めて大満足でしたよ。

表紙裏にも、このフォーマットでやりたい事はやりきったって描いてたし、また次の作品に当たって欲しいねって所で来月にはアオハルの方に描いてた分の単行本化も行なわれるようなので歓喜歓喜というか、身辺整理みたいだし不安になるまである。

 

その他チェックした漫画

• G線上のあなたと私 いくえみ 綾 公式 試し読み
• 星の雨 月の下僕 喜久田ゆい 公式
• カンタンキス 六道神士 出版のコミック一覧ページ