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2014年7月16日

恋と病熱 - 磯谷友紀 他1冊

2014 7/16発売の気になるマンガ。

先週『海とドリトル』が出ていたばかりの磯谷友紀先生だが、季刊『もっと!』連載作品が単行本化されていた。

検索したら試し読みページが直でひっかかったので、とりあえず読んだら超いい!(なぜ書籍ページから飛べない...)

試し読みに出てるのは兄妹もので、一人っ子でない事が「気持ち悪い」とさえされる世界で、成長してから知った兄の存在に心を揺さぶられるお話し。

本全体はオムニバスみたいだが、作品の舞台は共通らしい。

 

「お兄ちゃん」とかの呼称が廃れて、二人目を産む事を変人扱いされ、弟が居る事が知れると気持ち悪がられるような世界なのに「兄」とか「弟」って言葉自体は廃れてねぇんだなって所(本とかも禁書化されてないし)はちょっと疑問だが、まぁその辺含めて読みたい。読みすすめたい感じだわ。

秋田書店からの新刊だけど、電子版が同日で出てるのもありがたいね。

今日は同じく秋田書店からもう1冊。

『ちづかマップ』の衿沢世衣子先生の新作。

同室だった姉が唐突に留学に出ていき自分の部屋が広くなったと喜んだのも束の間、父が「このはずく様」と呼ぶ小さな女の子が部屋に住む事になり...

って所で試し読みは終わってしまうので、リードで描かれてる

知ってるハズの世界も実は謎に満ちている! 不思議いっぱい女子中学生のスクール・デイズ!!

ってので今後の展開を予想するしかないのだが、普通の生活の裏側の普通じゃない知らなかった不思議な世界にこのはずく様のいざないで足を踏み入れるって話しなら好みな感じかな。

 

どうにも1話だと 主人公に何も説明されないまま姉がいなくなり、主人公に何も説明されないままこのはずく様がやってくる所までで、これ自体はヒロインの日常とそれが崩れる様なんだろうけど、読んでもサッパリ「続き読みたい!」って気持ちにはまったくさせてくれない...

ちづかマップの時みたいな変わった趣味の主人公ではなくて、主人公が「普通」である事も盛り上がりが欠ける要因だけど、まぁ今後の展開には普通である事が大事なんだろうか。

とはいえ、これが怪異的なお話しに繋がっていくなら、好きな傾向だとは思うので続き読みたいね。

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