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2014年6月 9日

橙は、半透明に二度寝する - 阿部洋一 他7冊

2014 6/9発売の気になるマンガ。

『血潜り林檎と金魚鉢男』の阿部洋一が描く、突然非日常になる思春期的なお話しのつまった短編集かな。

1話目の友達の首を切ってしまう女の子の話しが試し読みで全部読めるが、とてもいい感じだったので残り六編も読みたい所。

今日は講談社作品が多いのだけど、その中でもマンガボックス発の作品が4つもあった。

とうとう単行本リリースが始まったといった感じだけど、どれもツブ揃いでおもしろい。

そんだけ出版が力入れてるのが分かるし、今も楽しいし今後も楽しみなプロダクトやのぅ。

 

さて、そん中でも特に気になるのがコレ。

美大をやめようとしている主人公の元に弟子入りしたいという後輩が現れるんだが、まぁまず何が凄いって試し読み(ダイジェスト)の段階で5話まで読めちゃうボリューム感と、そこまで読むと続き読みたくなっちゃうマンガの魅力だな。

マンガもすげーしマンガボックスもすげーわ。

青春ものとしてとても良さそうなのと、同日発売の kindle 版で430円とお安い感じなので、とりあえず買っていくかなぁって感じがある。

 

同じくマンガボックスから。

今度はドタバタ感のある妖怪ものなんだが、試し読み(ダイジェスト)読むと テンポとノリ、なにより主人公の妖怪としてのキャラがとても良くて好感触だった。

天使のちょろい感じもとてもよいです。

これからキャラ増えていくとどんな感じになるのか。

 

もう1冊。

こちらはSFベースの恋愛ものかな。

不慮の事故で肉体が死んでも魂だけは他所に移せる、そんな未来の世界で人ではない何か に魂が移植されてしまった青年と、それを助ける少女の話し。

まぁ表紙から見て分かる通りハムスターなので、ハムスターと少女の恋といった感じがあるが、3話までの試し読みの雰囲気はとても好きだな。

 

マンガボックスはここまで、次はくらげパンチから。

人狼を題材にした作品というか人狼そのもののデスゲームなんだけど、これ自体は過去にWEBマンガとして個人連載されていたものの再コミカライズ。

人気作ではあるのでベースが面白いのもあるけど、試し読み読むとすげー導入がしっかり直されててストーリーの厚みが増してそうなのと、2話目の人狼そのものの解説もちゃんと練って分かりやすくしっかりしてる感じあって、再コミカライズとしてのクオリティは高そう。

人狼知らない人にも、ってか人狼を知りたいって人に進めやすい作品に仕上がってる気がする。

 

もう1冊くらげパンチから。

こっちは1600年代の時代ものでありながらゾンビモノという、コアな組み合せの作品。

ゾンビ系の作品って=銃撃でばったばったゾンビ潰して脱出できる所まで逃げて行くイメージなんだけど、これは生き延びるって感じじゃなくて「城を守る」って形なあたりがまた面白い。

試し読みの範囲だと攻めてる側の意図がまだ読めん感じだが、ゾンビが無尽蔵だったらこれ勝てない感じするし 感染系じゃないっぽいしで、その手のゾンビパニックものとは違う文脈っぽくはあるね。

 

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